美容師を目指すなら色彩検定を取得すべき?取得するメリットとは

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/03/22

美容専門学校 色彩検定

美容師はその人の持つ美しさや魅力を引き出すのが仕事です。そのため、美容師免許に加えて美に関する資格は取得しておいて損はありません。今回は、数ある資格の中でも比較的メジャーな「色彩検定」について、どのような資格なのか、取得することでどんなメリットがあるのかを、受験するための方法や試験レベルを踏まえて詳しく解説します。

色彩検定とはどんな資格?

色彩検定とは、その名のとおり色彩に関する知識や技能を証明するための資格です。歴史は比較的新しく、1990年から毎年2回、6月と11月に実施されています。なお、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から実施されなかった回もありました。色彩に関する資格は多数存在しますが、色彩検定は色彩検定協会が実施していて、文部科学省後援の確かな資格というのも魅力のひとつです。

もともとは服飾関係の職業の人向けのスキルアップを目的として生まれた資格ですが、現在ではそこに留まらずさまざまな職業の人が受験しています。試験内容もアパレル・ファッションだけではなく幅広い分野になっているのが特徴です。色彩系の資格としてはもっとも知名度が高く、若い人から年配の人まで取得を目指しやすいこともあり、毎年多くの人が受験しています。

色彩検定を取得するメリット

では、色彩検定を持っているとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは色彩検定を取得することで生じるメリットを具体的に解説します。

美容関係の仕事なら確実に役に立つ

職業に関係なく取得を目指す人が多い色彩検定。美容関係の職業では、とくに美容師を目指す人はやはり色彩に関する知識が仕事に直結するため、美容師免許とともに色彩検定も取得しておきたいと考える人も多いようです。

実際、ヘアカラーやヘアメイクなど、色彩の知識が必要とされる場面も、ほかの職業と比べて美容師は圧倒的に多くあります。正しい色彩の知識と、それを活かせる技能を身につけることで、よりセンスのいい美容師になりたいという志を持っている人もたくさんいるのです。

それ以外の人にもメリットはたくさんある

ファッションや美容だけではなく、色彩の知識が活かされる分野は意外とたくさんあります。色彩の知識や技能が備わっていれば、分かりやすい資料作りを作ったりすることにも役立つでしょう。色彩というとアートなものというイメージが強いですが、色彩を操ることでアートとは全く関係のないような場所でもセンスを発揮することができるのです。

さらに、仕事だけではなく普段の生活の中でも色彩は重要な役割を持っています。毎日の服を選んだりメイクをしたりすることはもちろん、色彩に関する知識を身につければ日々の何気ない瞬間を豊かにすることもできるはずです。色彩検定を取得することで、今まで気にしていなかった部分にも目がいくようになり、より効果的に色彩を利用できるようにもなります。履歴書に書ける資格が得られるというのももちろんですが、このように幅広い分野に視野が広がるというのが色彩検定を取得する上での大きなメリットといえるでしょう。

色彩検定は誰でも受検できる

色彩検定には、とくに受験資格は定められていません。年齢・性別はもちろんのこと、学歴や経験も不問なので、誰でも受験することができます。色彩検定は、主にプロフェッショナル向けの1級、実際の仕事に活かしたい人に向けた2級、基本的な知識を身につけたい初心者向けの3級。さらに、色覚においての多様性に関する知識に特化した「UC(色のユニバーサルデザイン)級」も2018年から新設され、現在は合計4つの受験級があります。

2・3級を持っていない人がいきなり1級を受けてもいいですし、自分のレベルに応じた級を受験することができるのです。とくにUC級は高齢化が顕著な日本では今後需要が高まっていく資格といわれていて、すべての人に見やすい色使いや視認性が高い配色のデザインなどを身につけることができるため、介護や教育関連の分野でも注目され始めています。

色彩検定の試験レベル

このように多彩な分野で活かすことができる色彩検定ですが、試験レベルはどの程度のものなのでしょうか。級ごとに挙げていくと、新設のUC級は平均合格率が約90%となっていて、受験者のほとんどが合格していることが分かります。3級の平均合格率は約75%です。2級の平均合格率も約74%と、いずれも高めの合格率です。1級になると平均合格率は約48%になり、一気に下がることが分かります。

1級に合格するためには、2級と3級の内容を習得しているのはもちろんのこと、色彩のスペシャリストとして活躍できるハイレベルな知識が必要とされるので、ほかの級に比べて合格率が低いことも当然といえます。とはいえ1級受験者の2人に1人は合格している計算にもなるので、決して手が届かない資格というわけではなく、必要な勉強をこなすことで取得を目指すことは充分可能です。

 

色彩検定にはたくさんのメリットがあり、毎年多くの人が受験しています。受験資格が定められていないため誰でもチャレンジしやすいというのも特徴です。美容師を目指す人は特に、取得することで将来確実に仕事に活かすことができる資格といえるでしょう。公式のテキストも存在するため、そのテキストに沿って勉強を進めれば比較的スムーズに合格を目指すことができます。独学が不安な人は通信教育もありますので検討してみてください。

 

おすすめ関連記事

【NEW】新着情報

美のプロフェッショナルとして、アイリストの役割は注目を集めています。まつげパーマやまつげエクステを施し、個々の魅力を最大限に引き出す専門家です。そこで本記事では、アイリストの日常業務や魅力を
続きを読む
ヘアデザイナーになるためには、美容師としての技術と知識に加え、ヘアデザインの知識、技術が必要です。また、今後ヘアデザイナーを目指すにあたって、美容師とヘアデザイナーの違いについて理解する必要
続きを読む
美容インストラクターとは、美のプロフェッショナルです。個々の美容目標に合わせてアドバイスやトレーニングを提案し、クライアントが最高の自分を引き出せるようサポートします。この記事では、美容イン
続きを読む
美容専門学校関連コラム