美容専門学校の入試面接で聞かれがちな質問とは?

公開日:2022/09/15  最終更新日:2024/03/12

「美容専門学校の面接って何を聞かれるの」「どう対策すればいいの」などと、不安を感じている方もいるのではないでしょうか?面接で好印象を与えるためには、どんな質問をされるのかを想定して、好印象を与える回答を準備しておくことが大切です。そこで今回は、美容専門学校の入試面接で聞かれがちな質問について解説します。

美容専門学校の面接方法の種類

美容専門学校で行われる面接方法は、ひとりで面接を受ける個人面接と、複数人が一緒に面接を受ける集団面接(グループ面接)の2種類です。ここでは、それぞれの面接方法について解説します。

個人面接

個人面接とは、ひとりの受験生に対して、面接官がひとりまたは複数人という形式で行われる面接です。ひとりの受験生に対して、10~20分程度の面接時間が用意されており、面接官の質問に答えていきます。

個人面接では面接官にひとりで向かうことになるため、緊張しがちですが、乗り切るコツは「面接官の目を見てハキハキ答える」ことです。また、個人面接では、細かいところまでチェックされるので、話に一貫性をもたせるようにしましょう。

集団面接

集団面接とは、複数の受験生に対して、面接官がひとりまたは複数人という形式で行われる面接です。面接官が投げかける質問に対して、受験生がひとりずつ順番に自分の答えを話します。

面接時間は10~30分程度用意されていますが、ひとり当たりの対応時間は5~10分程度になるので、与えられた時間内で、いかに自己アピールできるかがポイントです。

集団面接では、ほかの受験生と回答が被ってしまうこともありますが、回答が被っていても、自分なりの答えを伝えられれば問題ありません。集団面接を乗り切るコツは「長々と話さない」「ほかの人の発言に惑わされない」ことです。

美容専門学校の入試面接で聞かれがちな質問

美容専門学校を受験する際に、面接で何を聞かれるのかと、心配な方もいるのではないでしょうか?そこで、美容専門学校の入試面接で、聞かれがちな質問について解説します。

志望動機

必ず聞かれるのが「なぜこの学校を選んだのか」という志望動機です。美容専門学校は、学校ごとにさまざまな特色があるので、それらを踏まえて志望動機を答える必要があります。

志望動機の回答は、積極性を感じさせることが重要です。「楽しそうだから」「有名だから」といった漠然とした回答は好ましくありません。将来のなりたい姿を思い浮かべ、なぜこの美容専門学校を選んだのか具体的に答えましょう。

美容業界に興味がある理由

「なぜ美容業界を目指そうと思ったのか」も美容専門学校の入試面接では、よくある質問です。さらに「入学したらやりたいこと」「卒業後の希望進路」「どのような美容師になりたいか」などもよく聞かれます。

熱意や意欲を見られるので「とくにありません」といった消極的な回答はNGです。特別なことでなくてもよいので、率直に自分の思いを伝えましょう

学校生活について

美容専門学校の入試面接では「どのような部活動をしていたのか」「得意科目・苦手科目」「学生時代にがんばったこと」なども聞かれます。何をしたのかを伝えるだけでなく、その経験で何を感じ学んだか、今後どう活かすかまで答えることが大切です。

自分自身について

入試面接では自己紹介から始まることも多く、自分自身についての質問もあります。「長所と短所を教えてください」「周りからどういう人だといわれることが多いか」などもよく聞かれます。短所は答えにくいものですが、短所があっても、改善に努めているという姿勢を見せればOKです。

興味・関心

そのほかにも「最近の気になるニュース」「興味のある本」「趣味」「休日の過ごし方」など、どのようなことに興味や関心をもっているか、問われるケースもあります。自分の興味や関心がある分野は、日々情報をチェックしておきましょう。

美容専門学校の入試面接を受ける際の注意点

面接中だからこそ、注意しておくべきこともあります。そこで、美容専門学校の入試面接を受ける際の注意点について解説します。

服装・身だしなみ

面接時の服装は自由という美容専門学校もありますが、第一印象はきちんとしておいたほうがよいでしょう。美容に関わる仕事は、お客様と接する場面が多いため、TPOをわきまえた服装・身だしなみが求められます。

そのため、入試面接は学校の制服やスーツで受けるのが無難です。服装だけでなく、髪や爪も整えておくようにしましょう。

言葉遣い

面接では、丁寧な言葉遣いで話すほうがよい印象を与えられます。敬語で話すことはもちろん、早口や小さな声にならないように注意してください。

また、面接時に無言になるのは避けるべきです。困ったときは考える時間をもらい、答えられない旨を素直に伝えましょう。

しぐさ

緊張すると無意識に普段のしぐさが出るものです。髪を頻繁にさわったり、足を組んだりといったクセはよくない印象を与えます。

質問を聞くときは、面接官に顔を向け視線を合わせ、ほかの人が話しているときはあいづちを打つなど、面接時はしぐさにも気を配りましょう。

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まとめ

美容専門学校は、美容に関わる人材を育成する学校なので、入試面接では熱意や学ぶ目的を問われます。面接というだけで緊張する方もいるかも知れませんが、美容専門学校の入試面接は、基本的なことをしっかり準備しておけば大丈夫です。

面接の流れや注意点を知り、よく聞かれる質問には、回答を用意しておくとともに、本番を想定した練習をしておきましょう。

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