ネイリストになるための必要な資格とは?独学では難しい?

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/07/21


ネイリストは、コロナ禍において、外出を制限される動きに伴い、全体の売り上げが落ち込んでいました。しかし、最近は、コロナ感染症が落ち着いてきたということもあり、需要を取り戻してきているのが現状です。今回は、そんなネイリストになるための流れや必要な資格について詳しく紹介していくので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

ネイリストに必要な資格は3つ

ネイリストは、なりたいと思って、すぐなれるものではありません。ネイリストを目指すためには、相応の知識をつけたり、スキルを身に付けたりと、いくつかのステップを踏んで、さらには資格の取得も必要となってくる職業です。

下記で、ネイリストになるために必要な3つの資格について解説していきたいと思います。

JNECネイリスト技能検定

最初に、紹介する資格はJNECネイリスト技能検定です。ネイリストとしての知識や技術などを総合的に見る試験となっています。こちらの試験は、1〜3級まであるのが特徴で、知識と技能を見るために、筆記試験と実技試験があります。筆記試験は、100点満点の80点以上が合格で、実技試験は、50点満点の38点以上が合格となっており、これは、1〜3級まで共通の合格基準となっています。

JNAジェルネイル技能検定

こちらの検定は、ジェルネイルの技術や知識を評価する試験となっています。ジェルネイル検定とも呼ばれており、初級、中級、上級とあるのが特徴です。こちらの試験も、筆記試験と実技試験が用意されています。ちなみに、ネイリスト技能検定を取得されている方は、初級と中級の実技試験第一課題が免除されるといったメリットがあるので、ぜひ覚えておいてください。

I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験

最後に紹介するI-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験は、ネイルのプロフェッショナルを養成するための試験で、こちらの試験は、ネイルスペシャリスト技能検定試験とジェルネイル技能検定試験の2種類の試験があるのが特徴となっています。どちらもネイルサービスの操業力をみる試験です。こちらも1〜3級の3種類あり、筆記試験と実技試験があります。

ネイリストになるまでの流れ

実は、ネイリストは、資格がなくても働ける場合があるのですが、資格を取得しておけば、活動の幅が広がるため、必ず取得しておきたいものです。

こちらでは、資格を取得するための勉強方法を紹介し、将来ネイリストとして働くための流れを解説していきます。

独学で勉強する

今の時代、ネイリストになるための教材などが販売されているので、そちらを使って独自に勉強するという方法です。こちらは、費用が掛からなかったり、自分のペースで学習できるという反面、技術の向上がなかなか難しかったり、準備に時間がかかるなどデメリットも存在します。

学校に通って勉強する

通信課程やネイルスクール、美容専門学校で学んでから資格を取得して、働くというのも1つの方法です。こちらは、学校に通って勉強するということで、費用は高くなりますが、多くの知識や技術を学べるので、おすすめです。また、美容専門学校から働き先を紹介してくれる場合もあるので、学校に通う前によく調べておきましょう。

サロンで働きながら勉強する

サロンで働きながら勉強するという方法は、経験がなかったり、無資格の状態からスタートするということになるため、最初は、接客や雑用をしながら、空いた時間で、勉強していくという形になると思われます。

独学で勉強するのは難しい

最後にネイリストになるために独学で勉強するのは難しいのか?という話をしていこうと思います。結果から言うと、独学でネイリストになることも可能ではあります。ですが、未経験の状態から独学で勉強するのは、かなりの努力が必要となってきます。独学で勉強が難しい理由として、以下のことが考えられます。

技術の向上が難しい

資格取得には、実技試験の合格が必須となってきます。実技試験は、1級や上級になると、求められるレベルが高くなってくるので、そのレベルまで個人で上げていくのは、大変難しいことです。そう考えると、やはり美容専門学校やネイルスクールに通って勉強するのが、ネイリストになるための1番の近道といえるでしょう。

しかし、上記でも説明したとおり、スクールなどで勉強するには、お金がかかるので、なんとしても独学でチャレンジしたいという方は、ぜひきちんと調べながら、学習していきましょう。

まとめ

今回は、ネイリストになるための流れや必要な資格などについて紹介していきました。ネイリストは女性に人気の職業で、実際に職業として働いている方の話を聞いてみても「ネイルを見て、喜んでいるお客さんの顔を見ると幸せな気持ちになる」、「出来上がったネイルを見て、お客さんが褒めてくれた」などの意見が多く見られ、やりがいを感じている方が多い印象でした。

しかし、楽しいことばかりではなく、「拘束時間が長い」「体力的にしんどい」などの意見もあり、大変なこともあります。なので、ネイリストになりたいと思っている方は、このようなことがあるというのを覚悟して、資格取得や勉強に励んでもらい、立派なネイリストになって、お客さんに幸せを届けてもらえたら嬉しい限りです。

おすすめ関連記事

【NEW】新着情報

美容系の仕事は多岐にわたり、それぞれが独自の魅力をもっています。この記事では、美容師やメイクアーティストなど、さまざまな職業について紹介します。また、美容の世界で活躍するためには、どのような
続きを読む
美のプロフェッショナルとして、アイリストの役割は注目を集めています。まつげパーマやまつげエクステを施し、個々の魅力を最大限に引き出す専門家です。そこで本記事では、アイリストの日常業務や魅力を
続きを読む
ヘアデザイナーになるためには、美容師としての技術と知識に加え、ヘアデザインの知識、技術が必要です。また、今後ヘアデザイナーを目指すにあたって、美容師とヘアデザイナーの違いについて理解する必要
続きを読む
美容専門学校関連コラム