美容専門学校の志望動機を考える際のポイントについて解説!

公開日:2023/03/15   最終更新日:2023/03/20

美容業界は、いつの時代も人気であり、希望する若者は非常に多くいます。三重県内でも、美容専門学校は3校存在し、さまざまな分野が学べます。美容・理容・メイク・ネイル・エステを基本とし、卒業後は専門分野に就職が可能です。ここでは、美容専門学校の入試について解説をします。合格に向けて、押さえるポイントを充分に理解しましょう。

美容専門学校の入試の特徴

基本的に、入試の種類が3つに分けられています。共通して書類選考が存在し、とくに志望理由は重要です。以下は、3つの特徴について解説します。

AO入試

ペーパーテストだけにこだわらず、学校側が定めた学生像に一致するかが判断され、合否が決まります。志望理由書・面接・小論文が、選考方法となることが多いでしょう。

AO入試は、願書の受付がはやいことが特徴です。学校によっては、6月から募集する場合もあるので、見逃さないように注意してください。さらに、AO入試には定員が決まっているので、不合格だったときの対策も考えておきましょう。

推薦入試

面接に重きを置いた試験です。高校での成績が反映されることが特徴であり、学内推薦が必要になります。

学内推薦は、指定校推薦と自己推薦に分かれているのです。指定校推薦は、学内選考を高校側で、厳しく行います。専門学校は高校の選考を信頼し、ほぼ確実に合格する定員を提供。面接で、ふさわしくない対応をしない限りは、不合格になりません。

自己推薦は、専門学校の定める基準を満たしていれば、誰でも学内推薦が取れます。自己推薦は、合格の可能性が確実ではないので、注意しましょう。いずれも夏休みあとの短期間で募集開始されるので、面接準備をはやめに行うことがポイントです。各専門学校の校風を研究し、求められる学生像を演出できるようにしましょう。

一般入試

ペーパーテストを基本とした入試です。科目は国語・数学・理科・社会・英語をベースに、小論文や作文なども行います。また、一般常識問題を取りいれる学校が多いので、対策をしましょう。

さらに、面接も実施されます。美容への興味関心、学ぶ意欲などを評価されるのです。秋から冬まで長期間募集されており、定員に満たない場合は3月まで募集していることもあります。また、AO入試で落ちた場合の対策として、受けるとよいでしょう。

3つの入試に共通する書類選考

エントリーシートや願書などの書類提出が必ずあります。とくに、志望理由は具体的に記入しましょう。学ぶ意欲や将来の希望を最大限にアピールします。また、面接官は書類を参考にし、面接をすすめます。記入した内容を忘れないようにすることがポイントです。そのため、提出前に控えのコピーをとっておきましょう。

そして、添付する写真にも注意が必要です。美容専門学校なので、身だしなみに寛大さはありますが、必ず清潔感がある髪型・制服にしましょう。卒業後、接客業を目指すことがほとんどなので、人への好印象を演出できることは重要です。

志望理由書とは?

志望理由書は、専門学校の入試で必要な書類です。ほとんどの学校が利用しており、おもに志望動機を記入します。選考に影響する、とても大事な書類になります。

内容は具体的に記入する必要があり、ただ美容が好きといった理由だけでは、物足りません。将来の希望や学ぶ意欲などを、実体験をふまえアピールするとよいでしょう。

美容専門学校の志望動機を考える際のポイント

ここでは、具体的な志望動機の表現方法を解説しています。3つの項目に分けて、それぞれ考えてみましょう。

興味を持ったきっかけ

まず、美容に興味を持ったきっかけを考えましょう。ここは、実体験が軸となるので、とても説得力がでます。

たとえば、美容院に行った際にとても素敵な美容師に出会い、憧れを持った体験や趣味で家族にネイルをしてあげたらとても喜ばれたことなど、美容に関して、ポジティブな気持ちになれた、具体的な理由をのべるとよいでしょう。ただ、好きと言うだけよりも、美容に対する熱意を感じる文章になります。

学校自体を選ぶ理由

ほかの美容専門学校があるなかで、なぜその学校を選んだかは重要なアピールポイントになります。学校ごとの特色にきちんと注目しましょう。それぞれ、強みがあるはずです。たとえば、豊富な特別実習、幅広い資格の取得、就職率の高さなど。自身の将来設計と、学校方針があうことをアピールしましょう。

また、特徴あるカリキュラムを受けたさきに、前向きな自分を想像することも大切です。卒業後に「〇〇の資格をいかして、人々の心をゆたかにしたいです」など、学ぶことに留まらない姿勢は好印象です。

なりたい職業

美容業界はさまざまな職種があります。美容師・理容師・ネイリスト・エステティシャン・メイクアップアーティストなどです。さらに、ブライダル業界や芸能関係、福祉関係にも仕事は存在します。

自身が現時点でなりたい職業を決めておきましょう。具体的に語ることができると、意思がつよく伝わるでしょう。入学後に、学んでみたうえで、方向性が変化することには、問題ありません。入試の時点での、素直な希望を伝えましょう

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まとめ

美容業界は、人を喜ばせることや生活を豊かにする効果があります。技術や知識だけではなく、人によりそう総合力が必要になるでしょう。そのため、美容専門学校では、総合的な学びを目的としています。

入試のとき、ものごとを前向きに考えている若者は、学校から評価されるでしょう。美容が、人々にどのような影響があるかを、ぜひ考えてみてください。心に寄りそった志望動機は、合格のきっかけとなるでしょう。

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